SUV人気をけん引し続けてきたRAV4が、ついにフルモデルチェンジ。
「見た目はどう変わった?」「サイズ感は?」「走りや安全装備は進化した?」
新型RAV4と旧型RAV4を比較してみました。
1.サイズ(大きさ)

【新型RAV4 Adventure 2.5Lハイブリッド車】
・全長:4,620 mm
・全幅:1,880 mm
・全高:1,680 mm
※ホイールベースは約 2,690 mm で、基本構造は先代と同じです。
【旧型RAV4(2024年11月モデル) Adventure 2.5Lハイブリッド車】
・全長:4,610 mm
・全幅:1,865 mm
・全高:1,690 mm
※ホイールベース:2,690 mm
新型RAV4 Adventure(2.5L ハイブリッド)は、旧型(2024年11月モデル)と比較してほんの少し大きくなっています。
全長は約10mm、全幅は約15mmアップし、よりワイドで安定感のあるプロポーションに。
一方で全高は10mm低く抑えられ、スクエアで精悍なフォルムへと進化。ホイールベース(乗員空間の基本寸法)は変わらず
室内のゆとりは旧型同等レベルです。外観全体ではよりタフで存在感のあるサイズ感になっていると言えます。
2.デザイン

新型RAV4 Adventure(2.5L ハイブリッド)は、旧型Adventureのタフなオフロード感をしっかり受け継ぎつつ
よりモダンで洗練されたデザインへと進化しています。外観では専用グリルやスキッドプレート
大きめのフェンダーを採用し、存在感はそのままに都会でも映えるスタイルに。
内装は視認性と操作性を高めた新デザインを採用し、旧型の“力強さ”を残しつつ快適性と上質感をアップしています。
3.走行性能

基本的な走りの考え方は共通
新型・旧型ともにAdventureグレードは、オンロードの快適性と、悪路での走破性を両立するAWDハイブリッドSUVという立ち位置は共通です。
E-Four(電動AWD)により、前後輪の駆動力を自動制御し、路面状況に応じた安定した走りを実現しています。
【新型RAV4 Adventure 2.5Lハイブリッド車】
・モード制御がより自然で、ドライバーの操作に違和感を与えにくい方向へ進化
・TRAIL/SNOWモード使用時も挙動が穏やかで、日常走行から切り替えても扱いやすい印象
・加速のつながりや安定感が増し、オンロードでも余裕を感じやすい
【旧型RAV4(2024年11月モデル) Adventure 2.5Lハイブリッド車】
・モード切替による制御は分かりやすく、「必要な場面で助けてくれる」実用重視の走り
4.安全性能

【新型RAV4 Adventure 2.5Lハイブリッド車】
新型RAV4では、最新の Toyota Safety Sense 4.0 を全車に標準装備しています。
Safety Sense 4.0は旧型の2.5から大きく進化し、認識性能・支援範囲が広がりました。
新型のSafety Sense 4.0で期待できる主な機能:
・プリクラッシュセーフティ(PCS)
→ 車両・歩行者・自転車・オートバイなども検知範囲を拡大
・プロアクティブドライビングアシスト(PDA)
→ ブレーキ・ステアリングを使い、より自然な運転支援
・全速域レーダークルーズコントロール(DRCC)+レーントレースアシスト(LTA)
→ 高速〜渋滞時まで幅広い支援
・ロードサインアシスト(RSA)
→ 標識情報を表示・支援
・フロントクロストラフィックアラート(FCTA)
→ 交差点で横断車両を検知
・ブラインドスポットモニター(BSM)+後方クロストラフィックアラート
→ 死角や後退時の安全性を強化
(Safety Sense 4.0により、事故回避支援がより充実)
【旧型RAV4(2024年11月モデル) Adventure 2.5Lハイブリッド車】
旧型RAV4は、Toyota Safety Sense 2.5 を全車標準装備しています。
この安全装備は衝突被害軽減や運転支援機能の基礎をしっかりカバーしており、日常利用での安全性を高めています。
主な機能は次の通りです:
・プリクラッシュセーフティ(衝突回避支援)
→ 歩行者・車両・自転車を検知し、必要に応じて警告・自動ブレーキを作動
・全速域対応レーダークルーズコントロール(DRCC)
→ 高速道路などで前車との車間維持をアシスト
・レーンディパーチャーアラート(LDA)+ステアリングアシスト
→ 車線逸脱を防ぐ支援
・レーントレースアシスト(LTA)
→ 車線中央付近をキープ
・オートマチックハイビーム(AHB)
→ 夜間の視認性を補助
(旧型はSafety Sense 2.5が中心で、機能は基本構成)
安全性能では、新型RAV4 Adventure(2.5L ハイブリッド)は旧型と比べて大きく進化しています。
旧型(2024年11月モデル)はToyota Safety Sense 2.5を標準装備し、前方衝突回避、全速域クルーズコントロール
車線維持支援などの予防安全機能を搭載しています。これは日常の多くの場面で安心感を与える構成です。
一方、新型では最新の Toyota Safety Sense 4.0 を採用し、交差点での横断車両検知や標識読み取り支援
より高精度な衝突回避支援など、より幅広いシーンで安全ドライブをサポートする機能が追加・強化されています。
新旧どちらも高い安全性を持っていますが、“より認識範囲が広く支援機能が充実した最新安全装備” として、新型の進化が際立つ部分です。
5.新型RAV4ならではの魅力とは

トヨタチームメイト
― 人とクルマが協力する、トヨタの運転支援思想 ―
新型RAV4を語るうえで欠かせない考え方のひとつが、トヨタ チームメイト です。
これは単一の装備名ではなく、トヨタが掲げる高度運転支援技術の総称であり
「クルマはドライバーの仲間(チームメイト)」という思想をもとに開発されています。
①アドバンストドライブ(Zにメーカーオプション)
― 高速道路での運転負担を軽減する高度支援 ―
アドバンスト ドライブ は、高速道路や自動車専用道路での運転を支える技術です。
長距離移動や渋滞など、運転の負担が大きくなりやすい場面で、クルマがドライバーをサポートします。
この機能では、前を走る車との距離を保ちながら走ったり、車線の中央付近を走るようハンドル操作を助けたりします。
これにより、アクセルやハンドルの操作が忙しくなりすぎず、落ち着いて運転しやすくなるのが特徴です。
ただし、重要なのは運転の主役はあくまでドライバーという点。
前方の確認やハンドル操作の責任がなくなるわけではなく、クルマは「運転を代わる」のではなく「支える」役割です。
新型RAV4では、この考え方をもとに、高速道路での運転が緊張しにくく、疲れにくい設計が意識されています。
②アドバンストパーク(Zに標準装備)
― 駐車が苦手でも安心しやすい支援 ―
アドバンスト パーク は、駐車時の操作をサポートする技術です。
車庫入れや縦列駐車など、周囲が気になって緊張しやすい場面で力を発揮します。
スイッチ操作をきっかけに、ハンドル操作や加減速をクルマが支援し、駐車操作を分かりやすく、落ち着いて行えるようにします。
ここでも大切なのは、
完全に自動で任せる機能ではないという点です。
・周囲の安全確認はドライバーが行う
・クルマは操作を手助けする役割
という関係で、人とクルマが協力して駐車する考え方になっています。
マルチメディア
― クルマが“情報端末”として進化 ―
新型RAV4では、マルチメディアの考え方も大きく進化しています。
・大型・高精細ディスプレイによる視認性向上
・ナビ・オーディオ・車両設定を直感的に操作可能・
・スマートフォン連携を前提とした設計思想
特にポイントなのは、
「走りながら迷わない・操作に気を取られない」視認性・操作性が向上したディスプレイオーディオです。
カスタマイズ
― “使える装備”をまとめた実用重視の選択 ―
注目したいのが、**アウトドアパッケージ**です。
これは見た目だけを変えるものではなく、アウトドアでの使いやすさを高める装備をまとめたセットという位置づけです。
主なポイント
・荷室まわりの保護アイテム
→ 濡れた道具や汚れを気にせず積み込みやすい
・キズや汚れを防ぐアクセサリー
→ キャンプやレジャー後の手入れがラク
・アウトドア利用を前提とした実用装備
→ 「使ってこそ意味がある」構成
新型RAV4は、走り・安全・操作性をバランスよく進化させたモデルです。
従来型の良さを引き継ぎつつ、日常での運転のしやすさや装備の分かりやすさが向上しています。
アウトドアから普段使いまで、幅広い用途に対応できるSUVです。
