梅雨の長雨や、アスファルトが熱される真夏が近づいてきました。
皆さま、タイヤの状態は万全でしょうか?
過酷な環境下で愛車の安全を支えているのは、ハガキのわずか一枚分の面積で接地している「タイヤ」です。
「まだ溝があるから大丈夫」と思っていませんか?
実は、タイヤの寿命には「法律上の限界」と「安全上の限界」の二つがあります。
1.スリップサイン(1.6mm)は「もう手遅れ」のサイン
タイヤの溝が1.6mm以下になると現れる「スリップサイン」。

これが出ているタイヤでの走行は道路交通法で禁止されており、車検にも通りません。
しかし、スリップサインはあくまで「これ以上走ったら絶対に危険」という最低ラインです。
2.安全のボーダーラインは「残り溝4mm」
雨の日の安全を考えるなら、残り溝4mmでの交換をおすすめします。
なぜなら、溝が浅くなると「ハイドロプレーニング現象」が起きやすくなるからです。
≪ハイドロプレーニング現象とは?≫
タイヤの排水性能が落ち、路面の水が吐き出せなくなることで、クルマが水の上を滑ってしまう現象です。ハンドルやブレーキが一切効かなくなり、重大な事故につながる恐れがあります。
そして、残り溝が4mmを下回ると、ブレーキを踏んでから止まるまでの「制動距離」が急激に延びてくることが分かっています。大切な家族を乗せて、目的地まで安全に「走り、曲がり、止まる」ためには、余裕を持った交換が不可欠です。
3.「溝」だけじゃない!タイヤの「賞味期限」
溝が十分に残っていても、チェックしていただきたいのが製造時期です。
タイヤはゴム製品の為、走行距離に関係なく時間が経つと硬くなりひび割れが発生することがあります。
タイヤの寿命は「残り溝」と思われがちですが、硬さやひび割れも重要な要素となってきます。
・ひび割れの進行:小さなひび割れなら問題ありませんが、深くなるとパンクやバーストの危険が高まります。
・5年が目安:製造から5年経過したタイヤはゴムの弾力が失われている可能性が高いためプロによる点検を推奨いたします。
製造時期はタイヤの側面に刻印されており、意外と簡単に確認できます。ぜひ一度、愛車のタイヤをチェックしてみてください!
▼製造時期の確認方法はコチラ▼

まとめ:プロの目で安心のチェックを
タイヤは、いわば車の靴のようなもの。運転するたびに少しずつすり減っていきます。
そのすり減りに気づかず、いつの間にか交換時期が来ている場合もあるかもしれません。
「自分のタイヤはどうかな?」と少しでも不安に感じたら、お気軽に当店へお立ち寄りください。無駄のない適切な交換タイミングをご提案いたします。
